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サイフォン
あら/しおんりーですよ! 小説がありますが、実在の人物様とは関係ない!という事になっております。ご了承ください。
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※気をつけてください

お兄ちゃん同士の恋、が絡んでます
女の子なんて、まったく一切、絡んでないです。そんな恋を見たい!いや、求めてたよ!!!!
っていうお姉さんがた、どうぞー。
もちろん、その世界の常識を兼ね備えてる方のみで、お願いします!



ゆうひ様リクエスト「幸せそうなSO」

やっと純粋にしょーくんを幸せにしてあげられたような、気が、します。

途中のgdgd感は読み飛ばしてくださって、結構です…^^



どーでもいい事なんですけど…、タイトルの後に「かっぱえ○せん」って言いたくなるのが、ミソです。
すいません。









しばらく、会ってない。



お互い、忙しすぎて、っつーのもあるけど…、現場が一緒でもなかなか話せなくて、触れられなくて。
ストレス、みたいな感覚に襲われる。
タバコを吸えない、イライラ、みたいな。

会いたい

会えなさ過ぎて、彼が足りなくなってきて。
そろそろ、我慢も限界に達してる。


一度思ってしまうと、そればっかり考えてしまって。
俺は、無意識に携帯電話を手にとって、見慣れた名前の番号を押す。
仕事かもしれない、けれど、相手もオフだと、願って。
ま、暇でもなかなか電話に出てくれるような、人では、ないけど。


プルル、プルルと発信音が響く。


この間がいつも嫌いだった。繋がらないじれったさ、が。
繋がれ!と祈る気持ちでいると。

「もしもし、しょうくん?」

意外にも、すぐに繋がった。
俺だって、分かって出てくれたのかも、と自惚れに笑みがこぼれる。
電話越しのなんとも言えない、彼の緩さに、また気持ちが和らいで。
さっきまでいらいらしていたのが嘘のようだった。


「あ、さとっさん?今、大丈夫だったりする?」
「うん、へーき。ドラマも終わったから、今なんもしてねー」
「じゃあさ、今から、会えない?」


いいよ、と二つ返事で戻ってくる。
あとで、と電話を切った瞬間、時間との戦いが始まる。
とにかく、寝起きから抜け出して、シャワーを浴び、着替えて、ばたばたとして車のキー片手に乗り込む。
待ち合わせの場所まで、車を走らせた。
到着すると、すでに帽子を深く被った、姿を見つけて携帯を鳴らす。
するとさとしくんは振り返って、俺の車を見つけ駆け寄って、乗り込んでくる。


「ごめんな、急に呼び出して」
「いいんだって、釣り行こうか、迷ってた所だったから」
「あー…釣り、ね。ごめん、タイミング悪かったなー…」
「んー、いい。今日、潮が悪いんだわ。これじゃ、釣れねえな、って思って所だし」
「お、さすが、もう完璧な海の男やないですか」
「カツオ釣る、までは、あきらめねぇな。うん、諦めらんねー。」

本当、にマイペース。それでいて、完璧主義者。
この微妙なバランスがたまんないんですよ、この人は。
なんか、本当、いろんな意味を含めて、尊敬、出来るっていうか。

なんて考えてると。
車は走らせてはいるものの、そういえば、どこに行こうかなんて決めてもいなかった事に気づく。

「呼び出しといてなんだけど、どっか行きたいところとか、ある?」
「んーねえな…。どこでもいいよ」
「うっし、今日は家でまったりでもいいでしょうか」
「おう」

すぐさま来た道に車をUターンさせて、俺のマンションに戻った。


家に着いて、二人でソファに座る。
久々だから、って言うのもあるけど、なんか妙にそわそわして。
楽屋とか、二人になっても、平気なのに。
なんか、めちゃくちゃ緊張してる、自分がいて。
そんな空気を感じ取ったのか、さとしくんが俺の顔を覗き込んできて。


「しょーくん」
「ん?」
「…会いたかった」


不意に頭を撫でられる、柔らかく微笑んで。そして、俺の一番欲しい言葉を選んでくれる。


「俺も」


自然に体を抱きしめた。
うっすらと香る香水も、温もり。
抱き心地が、変わったりとか、お互いの忙しさが垣間見えるけど。
それ以上に愛しさで胸がいっぱいになる。
何も言わず、求めるようにキスした。

そのまま雪崩れ込むように、ソファに倒れこんで。
服を脱がせあい、その肌の感触を楽しんだ。
あとは、もう我を忘れるくらい、体を求め合った。
思った以上に、体はお互いを求めていたようで、俺もさとしくんも自分に驚きながら、その欲情に溺れた。


何度も、何度も、抱き合って。
満ち足りて、ベットの中。気づけば、日もどっぷりと落ちていた。
それでも、離れたくなくて、ぎゅっと体を抱き寄せる。


「さとっさん、また痩せたでしょ」
「…しょーくんは…太った?」
「うるせ!」

横腹をくすぐったりして、じゃれあいながら二人の時間は過ぎていった。
はしゃいでいた俺たちもだんだんと言葉数が減っていく。
すると、唐突にさとしくんが小さく呟いた。

「しょーくん…あのさ、欲しい、ときはちゃんと欲しいって言ってね。しょーくんさ、ぎりぎりまで我慢すんじゃん。
おいらのため、とか言ってさ。別にいいから、そーいうの。」
「さとしくん?」
「しょーくんが欲しいときは、俺も欲しいって事、忘れないで」


少し顔を赤らめて、言い切ると、俺の顔を見ずにベットを降りた。
なんで、欲しい言葉を、俺の心の内を見透かすように、くれるのだろうか。
ベットを降りたその背中を、追いかけるようにして、抱きしめた。


「やっぱ、さとっさんに居ないと、駄目になりそう」
「どんな風に?」
「俺が俺じゃなくなる、かんじ?」
「なにそれ」



なくなれば欲しくなる。
満たされれば、また欲しくなって。



「も、いーよ。だから、もうちょっと、さとしくんを俺に頂戴?」
「…しょうがないなー」
「そんな事言ってもさー、そっちも、欲しいんでしょ?」


くすぐる様に頬に何度も口付けていくと、自然にさとしくんの腕が俺の首に回される。
一度、降りたベットに二人縺れ合いながら、再び沈む。






柔らかな香りと感触、そして心地良さ。
一度味わったら、抜けだせない。








君に、依存してる
(もう、末期症状かも)







追伸!
幸せな感じのSO!と言うことで、ゆうひ様を頂きました!
甘ーい、感じに…して、みましたが!
なんか、とりあえず、甘くしてみた!だけ…になってないかな…大丈夫…でしょうか。

とにかく、うけちゃんなのに、さらっと男前なおーのさんを書きたかったので、書いてみました。
男らしさを表せば S<<<O だと思ってます。
やっぱり、ヘタレなくらいのしょうちゃんが大好き、です。


ってな訳で、ゆうひ様リクエストありがとうございました!
こんなもので良ければ、貰ってください…!!





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