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サイフォン
あら/しおんりーですよ! 小説がありますが、実在の人物様とは関係ない!という事になっております。ご了承ください。
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※気をつけてください

お兄ちゃん同士の恋、が絡んでます
女の子なんて、まったく一切、絡んでないです。そんな恋を見たい!いや、求めてたよ!!!!
っていうお姉さんがた、どうぞー。
もちろん、その世界の常識を兼ね備えてる方のみで、お願いします!



栞様リクエスト「ハーレム状態なOさん!」

ギャクチックになってしまいました。
しかも、ギャグのレベルが低いので、笑えないっていう…^^
すいません…物凄く書いてる自分的には、楽しかったんですけど、ね!



それでは、ドウゾー↓







俺たちって、異常って、言われれば仕方ないんだけど。
4人が4人、リーダーを愛しちゃって、たりします。
いや、偶然なんだよ。
たまたま、好きな人が男で、またグループの一員だっただけ。
ベクトルが、ただ一人に向いちゃっただけのこと。

ほら、変じゃないでしょ。


そして俺たちは影で、協定なんて結んでたりする。

・抜け駆けしない
・やたら触らない
・やたら話しかけない
・あくまで自然に
・彼の好きにさせること

あげるなら、こんな感じ。


そんなところで楽屋。
しょうくんがちょっと遅れてて来てないから、その待ち時間。

皆、それぞれ好きな事を、やるわけで。
ちなみに、俺はゲームに、マジック。
ちゃっかり、リーダーの横でやらせて貰ってます。
いいでしょ、俺が長い間、地味に培ってきた立ち位置なんで。

こうやって、リーダーの肩に頭乗せても大丈夫、なんですよ。
協定範囲内ってやつ?
俺はゲームに視線を落としながら、小さく鼻歌を歌う(ちなみにとぅるーすのイントロをエンドレス)リーダーに話しかけた。


「ね、リーダー。なんかイイコトありました?」
「あー、分かる?」

いや、鼻歌歌ってるし。まー俺くらいになると雰囲気でも分かっちゃうけどね。

「どったの?」
「えー…恥ずかしいからなぁ…」

妙にもじもじしてる、ちっちゃいおじさんが可愛すぎて、思わず顔を背ける。
それは、反則だろ。
だって、じゅんくん、まじ木彫りみたいな顔でみてるし、あいばちゃんなんか口開けっぱなし。

もう、辛抱堪らんといった所か、二人ともソファに集まってくる。
リーダーは余計、止めてくれと言わんばかりに顔を伏せて。

「なになに、教えてよー」
「俺も、聞きたい。ほらメンバーの嬉しい事知っておきたいじゃん。」
「ほら、おじさん。二人とも聞きたがってますよ!」

俺はリーダーの肩を抱いて、促してみた。皆やっぱりリーダーが好きであって、もう顔が緩みっぱなしだ。

「ええ…言っていいのか、なぁ…」
「俺ら、口堅いよ?」

じゅんくんが俺とは逆方向で肩を抱く。これじゃあもう、逃げられないでしょ、さすがに。
観念したのか、ふーっと息を落として肩の力を抜いたリーダー。

「…おいら、ね。好きな、人が出来ちゃった…んだよね」




沈黙。




沈黙って言うか、今の聞かないことにしたい。
その静寂を破るのは、やっぱりあいばさんで。

「ええええええっ!?誰?誰なの?俺?いや、そしたら言わないよな。じゃあ、にの…、まつじゅん!?」

一人で自問自答でオドオドしてて。
まつもとくんは…

「どういう事?え…なに?」

いつもの質問攻め。こりゃ、理解するまで時間かかるわ。
俺はいたって、落ち着いた様子でいたけど、内心は「えっ?えっ?」って感じですな。


三者三様の驚き方に、リーダーは訝しげに俺らを見てるわけで。
そりゃそうだよな、色恋沙汰に鈍感だから俺らが好きだって知らないわけだし。

「「「で、誰なの!?」」」

落ち着いたところで、見事にハモリました。
詰め寄って、飢えた獣のようにギラギラさせた目で、取り囲む。
もう、完全に怯んでしまってるリーダーは、ソファの上、さらに小さくなって。

「……しょ…う…く、ん…」



聞く耳を疑いながらも、その瞬間、ドアが開いて。
ドアを見た、リーダーの顔が途端赤くなっていくのを見た。


「おはよー。ちょーマジ、遅れた、わりい」


見事な静寂、さっきとは違った、殺気立った空気。
しょうくんは、状況が掴めないようで。
そんなしょうくんの横にリーダーは近づいて行って。
まー、空気の読まない人なんで。

「おいら、しょーくんと付き合うことになりました!」


リーダーの言葉に、みるみる青褪めていくしょうくんの顔。
じゅんくんは指を鳴らしながら立ち上がって、あいばちゃんは肩を回す。







「しょーくん。…覚悟、出来てるよね?」












好きになったんだもん、しょうがない!

(抜け駆けしたー。)
(いや、マジさとっさんから…)
(惚気とか、無理。)
(あーー、俺,ふられたーっ立ち直れないー!)
(飲もーよ。俺ら…3人でさ)









追伸
栞さまリクエスト「Oさんのハーレム状態」
との事でしたが…ギャグ…に走ってしまいました…何かの反動のせいかと…。
もうちょっと大人っぽくしたかったんですが…初っ端から、アウトコースをもう追随しちゃいました。
このしょうちゃん、幸せには痛みが伴うんだよ、と肩を叩いてあげたいな…!

書いてる感想としては、5人も出ちゃうと、もう手におえない感が漂って、おりますな!もう誰が誰なのかさっぱりに…力不足だ…すいません。



少しでもお気に召していただけたら、な…と思います。
リクエストありがとうございました!

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HN
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ありがとうございます~!
こんなめんどくさいリクを、こんなにステキな作品として作り上げてくださって、ホントに感激です!
ギャグチック、自分としては超好みですので^^ツボに直球ど真ん中ストライクでした!
みんなに愛されリーダーを見ることができて、しかも自分のイメージどおりで、すごくうれしいです。
ありがとうございました!!
これからもムリせずがんばってください^^応援してます!
2008/09/28(Sun)10:49:00 編集
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