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サイフォン
あら/しおんりーですよ! 小説がありますが、実在の人物様とは関係ない!という事になっております。ご了承ください。
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久々にお題。


へたれへたれ言うけど、へたれの概念が分かってない自分に今更ながらに気づいた。


すっげー、焦りました^^



ドウゾー






05.ああ、またれてしまった



今は、楽屋で俺とさとしくんとで二人っきり。他の3人はロケで遅れてて、待機中なわけですよ。
どう考えても、俺にとっては美味しい状況で。
さっきまで他愛無く話してたんだけど、腹いっぱいになって眠くなった、というさとしくんはぐっすりと睡眠中。
ソファに横たわってる姿を、じっと見てしまう俺はもうね、変態かなって、ちょっと思ったりもします。
さらに変態な事を言うと、日に焼けた肌に、触りたくなっちゃって。
なんでかな、コンサートとかテンション上がってる時は抱き合ったり、肩抱いたり、平気なのにさ。

たった人差し指、いや、小指にも満たない面積で触るのに勇気がいるんでしょうかね。
不思議ですよ。

鼻息を荒くしている俺と、規則正しい寝息を立てるさとしくん。

意を決して、人差し指をそっと伸ばした。
肌に触れる数センチ。
ぱっ、と指を引いてしまう。
やっぱ、無理だ!
俺には無理。できねえ!もういい、こんな…事。俺には出来ません!



「だから、へたれなんだよ。しょーくん」




え?

目をぱっちりと開けたさとしくんが俺を見上げていた。
さとしくんが鼻を掻いて笑うのは、照れてる証拠。
なんで?


「おいら、期待しちゃったのにー」
「起きて…たの?」
「途中までは、寝てたよ。でも、なんかブツブツ言ってんなーと思ってちょっと目ぇ開けたら、しょうくんが俺に触ろうとしてたから。
寝たふりしとこ、って思って。」
「…なんで?」
「教えねー」



ぐいっと、頭を抱きかかえられる様にされると、ちゅっ、って音がして。
なにが起こったのかわからない。
キス、された…?


「ああ、またチューしちった。」


超、が付くほど至近距離でさとしくんは笑った。
目と鼻の先。どころか、鼻と鼻はくっついています。
ソファのうえ、さとしくんに跨る姿勢になってる。
俺の顔で陰るさとしくんの顔から表情は上手く読み取れなくて。


「俺ね、結構ね、しょうくんにチューしてんだよ」
「え…?」
「寝てるしょうくん、すっげー可愛いんだもん。唇ぷっくりしててさー、ああーキスしてえなって。」


だってさ、しょうくん俺のこと好きっしょ?

なんて、言われたら堪りませんって。
バレバレだったの、とかもうどうだっていいっす。
もうね。



「すっげー、好きっす」
「良かったな、これでしょうくん俺のこと好きに出来るぞ」


こんな殺し文句の後。
手で顔挟まれて、またキスされて。
されるがままの、俺の心臓はもう飛び出してるみたいに、ドキドキしてて。
先輩、俺…もうダメっす…


「うわっ、しょうくん!?」


刺激が強すぎ…
力抜けて、俺はばったりとさとしくんの胸に飛び込みました。
ああ、なんて幸せ。







追伸
オチなんてないですよ。それこそ、やまなし、いみなし、おちなし!の本髄ですからね。
えへへ!

実はO→→←Sって言うのが、好きだったりします。
あの人表情に出ないから!
えへへ!
あー、SOも堪らんな^^





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