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※気をつけてください
お兄ちゃん同士の恋、が絡んでます。あれ、どっかで見たぞ?聞いたことあるぞ?とか、思っても… 胸の内で秘めといてください。そっとしておくのが、得策です。ええ。 そして女の子が、まったく一切、絡んでないです。つーことは、どんな恋のお話だい?って思われた方は、ここいらで、引き上げましょう。…見ちゃだめ。 知ってるよ!そんな恋を見たい!いや、見てあげてるだけだからねっ^^ っていうお姉さんがた、どうぞー。 もちろん、その世界の常識を兼ね備えてる方のみで、お願いします! *********************************************************************** 誕生日お祝い企画…! つーことで、メインの二人を! もうね、誕生日とか…ネタが尽きてる気、がする… 要は、気持ち! 愛情! って事で、どうぞー 誕生日ってそわそわすんのよ。 それが、人様のことでさらに、恋人ともなると。 そりゃあもう、一大事なわけで。 仕事の合間をぬって、いろいろ店を渡り歩くんだけど、何がいいのかわかんなくて。 なんなら、俺をプレゼントにしちゃう?なんて薄ら寒い事考えて、マフラーに顔を埋めた。 釣り道具屋に入ったけど、やっぱり意味分かんないし。 画材屋も行ったけど、最近絵描かなくなったし…。スケッチブックは持ってるみたいだけど。 趣味がはっきりしてる筈なのに、物欲もないし、頑固だからそういう趣味系のものは自分で買う事を好む人だ。 ケーキとかだって、そんなの番組で飽きるほど食ってるだろうし。 美味いもん、つっても、お互い食にあんま興味ないしな…。 なんか腹入れとけば良くない?みたいな二人。 おじさんに関しては、ハマったもん食べ続ける傾向にあるから、今の旬が分かんない。 なんだよ…。 あー、もういいかな。なんもあげなくても。 いや、でも-…他のメンバーが白々しくあげるだろうしな…。 じゅんくんは、なんかめちゃめちゃ高そうなやつとか… あいばさんは…面白グッツか、服とかそんなんだろ… しょうちゃん…は、いっか。嘘だって、多分なんだかんだでセンスいいやつ。(曖昧だけど) 今年、俺貰ってねーし…。(いや、何もないっつったら、うそになるけど) 貰ったのってシールぐらいじゃね?みたいな勢いだから、もうどうでもいい感じになってる。 (帰ろ。寒いし…) 小さく鼻を啜って、家路を歩く。 その間も、結局何にしようか悩んでて。前にあげたものとか、色々思い出したけど一向に良い案は見つからず。 部屋に戻っても、トランプに手をつけたり、ゲームもしてみたりするけど、上の空って感じで。 本人に聞く、それが一番なんだろうけど。 絶対、言わないじゃん。そういうの。 なんだかんだ、で。時間は待ってくれない。 ドラマの撮影中、いろんな人に聞きまくって(そこは彼女、とかにして)アドバイスを得たけど。 けどやっぱり、女の子としての誕生日の驚かせ方であって、男じゃよろこばねーだろ、思うものばかりだった。 そして、俺を置いたまま、当日を迎えてしまった。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 今日は俺の誕生日。 誕生日だからって、祝日(俺らに休みって言う概念はないけど)じゃねーから、仕事はいつもどおりあるわけで。 楽屋では、おいらを囲んで皆が楽しそうにしてくれてた。 でも、一つだけ気になるのはにのの姿。 なんだかんだでノリのいい奴だし、ましてや俺の恋人なんだから…少しぐらい楽しげにしてくれたっていいのに。 なんだか詰まらなそうに、楽屋の隅っこで、トランプ触ってる。 どうだっていい感じで。 まるで機嫌悪いみたい。 不貞腐れた雰囲気が伝わる。 でも、皆それに気づいてない。 うまい具合ににのは乗っかってるんだ。 俺だけ、にのの気持ちが分かるのは嬉しいんだけど。 今、は辛いかも。 「はい、キャプテン!プレゼントね。」 「俺からも」 「さとっさん、喜んでくれると嬉しいんだけど」 3人それぞれ、渡してくれて。 手に一杯になったプレゼントを受け取る。 「あー、にのは?忘れちゃった?」 「ん。なんだかんだで忙しいのよ、これでも。」 「しょうがねー奴だな」 にのと付き合ってる、ってことは内緒になってるから…そっか、で済んじゃった。 何もいえない。 なんか、もやもやした気持ちのまま、収録は始まって。 隣に来たにのが、耳元で話しかけてくる。 「ごめんね」 と、にのが謝ってきた、視線が…子犬みたいで。 許す、とかいうわけじゃないんだけど、許しちゃうって気持ちになった。 収録中、見えないところで手を繋いできたりして。 にのは相変わらず、気まぐれで。 ドキドキされっぱなし。 掴んだって思ったら、本当は全然掴めてなくて。 手の中で躍らされてる感じがたまんない。 結構なマゾ体質になったもんだな、俺も。 収録が終わって、呑みにいこう!ってなったんだけど、家族と祝う、ってことにして断った。 だって、にのが前から二人で祝おうって言ってたんだ。 そして、今、にののマンションに来てる。 騒ぐ、訳じゃなくて寧ろ逆。 全くしゃべらなくって、ベットに寄りかかる感じで、二人並んで。 テーブルには、少しだけ買った酒のつまみやらが封も開けらずに所在無く置かれている。 気まずい、そんな言葉がピッタリだった。 どうしよう、という気持ちに一杯になって。 「なぁ、かず…どうしたの?」 「…別に」 「俺の事、嫌い?」 「なんで、そういうことにたどり着くわけ?極端過ぎるだろ」 苛ついた声が、響いて。 嫌われてないことだけ、分かった。 また、手を繋いでくるから。 冷たい手がひんやりと俺の手に伝わってくる。 可愛い手だな、っていつも思うけど、この手は意外にかっこよく器用に動くんだよ。 こういう手、欲しいなって思う。 「かず…、この手頂戴」 思わず、口にしてしまった。 怪訝そうに俺を見てくる、かずの目はさっきみたいに子犬ってものじゃない。 「ごめん、嘘。」 暫くすると、かず特有のんふふって言う笑い声が聞こえてきて。 「誕生日だから、やるよ。これくらい」 はい、と繋いだ手のまま、俺の膝元に添えられる。 それと同時に、かずの頭が俺の肩にこてんと乗っかってくる。 「ごめんな、何も用意できなくて。ずっと何あげようか考えたんだけど、何も浮かばないのよ。釣具屋も画材屋も、行ったけど分かんないし。かと、言って食べもんや綺麗な場所、なんてじゅんくんじゃないんだから、俺に似合わないでしょ」 「いいよ、そんなの要らない」 ぽつりぽつり話す声が心地よくて、それは今まで悩んできた事が晴れていく、というのも加わってるのかもしれない。 嬉しいんだ。すっごく。 「ずっと、おいらの事考えてくれてた?」 「…そりゃあ…ここ最近寝れないくらいね」 「ふーん」 「ふーん、って何よ」 「なんかすっげえ嬉しいの。その時間、おいらのもんでしょ?」 肩に乗るかずの頭に自分の頭を乗せた。 絶対、顔がにやけてる気がする。こんなに嬉しい事ってねぇよ。 だって、プレゼント考えてるときって、ずっと俺の事考えててくれてるんでしょう? すっごい独占してる気分じゃない? って、言ったら。 「あんたのそのポジティブさには敵わないわ」 「そうか?」 「ああ良かった、金使わなくてー」 なんて、いつもみたいにからかうけど。 それは今日だけは照れ隠しにも見えて。 雰囲気が急に変わって、きっとかずは思う以上に気にしてたんだと思う。 それが、一段と愛しいなって。 心の中があったけえなって気持ちになるのが、恋、なんでしょ? なんか、また一歩大人になったな、俺も。 「ありがとね、かず」 「どーいたしまして」 「最後に言って?」 「何を?」 「おいら、かずからまだ聞いてないんだよ」 「ああ、それね」 誕生日、おめでとう。 (また一歩、近づく日) 追伸 にのちゃんVer.完成^^ もう2,3日誕生日のネタ考えてました。 休み中、二人の愛について、哲学の分野まで手を出しそうになった…!ってぐらいネタが浮かばなかった…! そんなところまで行っておいて、ネタがありきたりって、どうよ、コレ!!!イエーーーイもうノリノリで行こうぜ! 誕生日はノリで!ノリノリで!海苔海苔で! さとっさん誕生日オメデトウ! 愛しすぎるーーーわぁぁぁぁぁぁぁぁ!きゃっほう!(落ち着けって) ※こっそりぱひゅーむの姉ちゃんたちの歌をイメージしとります。「子犬の愛(英語訳)」ってまんまやんけ、ってね。 PR この記事にコメントする
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初めに
こちらは、山が上、下に置く風なグループのお兄さんたちと同姓同名だったり、え!職業も性格も似てね^^?って言う方々がちょっとだけいちゃいちゃしてたりしてます。いわゆる、ビィエルゥな小説を置いているサイトでありブログです。
ここに関係者、また事務所さんとは全く関係ない事を誓います! 居ないとは…思いますが、所謂パ、クリとかしないで頂きたいです。 そして、あらし、さらしは止めてください。また、オンラインブックマークなども、我慢して下さい。本当にお願いします! 感想などは拍手やコメントの方でお待ちしております。それでは、楽しんで頂ければ幸い!ドウゾー!
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