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サイフォン
あら/しおんりーですよ! 小説がありますが、実在の人物様とは関係ない!という事になっております。ご了承ください。
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※気をつけてください

お兄ちゃん同士の恋、が絡んでます。あれ、どっかで見たぞ?聞いたことあるぞ?とか、思っても…
胸の内で秘めといてください。そっとしおくのが、得策です。ええ。
そして女の子が、まったく一切、絡んでないです。つーことは、どんな恋のお話だい?って思われた方は、ここいらで、引き上げましょう。…見ちゃだめ。

知ってるよ!そんな恋を見たい!いや、見てあげてるだけだからねっ^^
っていうお姉さんがた、どうぞー。
もちろん、その世界の常識を兼ね備えてる方のみで、お願いします!



うぃき、から貰ったネタ。
もう見た瞬間ウズウズしてしまったやないかーい!

題名と異なって、結構ギャグじゃないですぜ!
意外と真面目に書きました、多分。


ドウゾ↓







「俺ね、キャプテンなら何されても、平気、だよ」



コンサートのリハの途中。
まつじゅんがようやく10分の休憩をくれたときで。
座り込み、汗をタオルで拭いながら俺は、ただ呆然と頷いた。


「どうしたの、急に」

「なんとなく」


ようやく、いつもの太陽みたいな笑顔になったあいばちゃんは、手をひらひらさせて、俺の元から去っていった。
その後、手に取ったペットボトルの水を飲み干しても、なんだか喉の奥で乾いた感じが残ったまま。

「おい、リーダーはじめるよ」


まだ、5分も経っていないというのにまつじゅんは、せっかちだな。
なんて、本人には言えないけど、俺は立ち上がって、リハを再開した。

それから、目線がずっとあいばちゃんを追っている自分に気づく。
ダンスも、立ち位置も全然頭に入ってこないくらい、あいばちゃんのことを見てた。
こんな、気持ち、って変だな。


俺が上の空だったせいか、まつじゅんに何度も怒られてながら深夜回る前ぐらいにようやく、一通り終えて。
皆、家に帰ったり、友達と飯に食いに行くやらで、思い思いに解散した。
俺は、家に帰ってなにしようかなんて思いながら、スタジオから出た。
すると、後ろからあいばちゃんが。

「駅まで、一緒に帰ろう」

終電、間に合うでしょとあいばちゃんは笑って、自然に俺の手を取った。
人通りは少ないけど、男二人手を繋いでる姿は異様だよなぁ、とか思うんだけど、なんか疲れててどうでもいい、感じ。
あいばちゃんは嬉しそうだし。
でも、どうして。

俺は、さっきのあいばちゃんの一言思い出した。


「あいばちゃん、そういえばさ。さっき俺に言ったじゃん。あれ何?」
「さっき?俺何にも…ああ、あれね。キャプテンになら、って」
「うん、それ」
「急に思い出したんだよねー。なんかの取材で、言ったことがあるの」
「それで、言ったんだ?」

うん、とあいばちゃんは笑った。
なんの曇りの無い笑顔に、なんだか胸がもやもやしてきて。
手を繋いでることさえも、妙に恥ずかしくなってきてる。

「だって俺、キャプテンなら殺されても、怒んないもん」
「殺されたら、怒れなくない?」
「そっかー!でもね、本当、それくらい好き、なんだよ。キャプテンのこと」

不意に足が止まって。あいばちゃんが俺と向き合う。
手は繋いだまま。真剣な眼差しが、俺に向けられている。

「あいば、ちゃん?」
「ね、キャプテンはさ。どこまでなら、許してくれんのかな」

その瞬間。
繋いだ手を引っ張られて、あっという間にあいばちゃんの顔が近づいてきて触れるだけのキスをされた。
離れると、気まずそうに、ごめんね、と呟かれた。
あいばちゃんの口癖。

「ごめんね、キャプテン」

嫌じゃない、自分に驚いて何もいえなかった。
さっきの胸のもやもやはきっとこれだ、って気づいて頭の処理が追いつかない。
あいばちゃんはますます、ばつが悪そうに顔をする。

「こんなこと、するつもりじゃなかったんだよ?ごめんね、気持ち悪いよね」
「…い、嫌…じゃない、よ」

やっとのことで振り絞った声。ちゃんと届いたかな。
あいばちゃんの表情が読み取れなくて、俺はぎゅっと手を握り返した。
伝わって、って。


「俺も、あいばちゃんなら…何でも、許せるぐらい」

好き、だと。

すると、あいばちゃんは、今まで見たこと無いくらい嬉しそうな顔をして俺を抱きしめた。
街のど真ん中だよ。
あ、でもさっきここで、キスまでしたんだっけ。

ま、いいか。許しちゃおう。


俺は、その背中にそっと手を回した。








何してもいいよ!
(じゃあ、せっくs(それは、まだだめ))




追伸
どうやら、うぃきを見て発病したらしい模様。
もっとくらーい感じに書こうとしたら、こんなのになっちゃった。
おーのさん、いきなりあいばちゃんのこと好きになっちまったね!
ほっとけ!
ソンナ、テクニックガナイミタイデ、コマッタ、コマッタ
ヒトハ、ソレヲ、ボキャブラリーガナイトイイマス!

書きたかったんだよー…
「殺されても、平気だよ!」って。
なんだ、それって感じだよね、えへへ!!






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こちらは、山が上、下に置く風なグループのお兄さんたちと同姓同名だったり、え!職業も性格も似てね^^?って言う方々がちょっとだけいちゃいちゃしてたりしてます。いわゆる、ビィエルゥな小説を置いているサイトでありブログです。
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