手 （NO)

※気をつけてください！

これ、男の子しか出ないの？とか、え…男が男を…みたいな、お話ですよ！
気をつけろっ！
愛故。人類、みな兄弟だよーって。





Nのちゃんの手があまりにも好き過ぎるので。
あと、お腹ブラックなNさんという、ご要望を頂きまして…！


最近、オトメン！なNちゃんしか書いてねーな…と思った。
だから、ちょっとというか、かなり、Nさんらしく、ないかも…です、よ！




いきなり出てきて、すいまめーん。まことにすいまめーん！


ドウｚ－↓

うちのメンバーって、ちょっとおかしいからさ。
皆が皆、うちのキャプテン好きなんだよね。
まあ、その一人が俺でもあるわけなんだけども。


そして、ここは楽屋。



普通楽屋って、「楽な部屋」って意味じゃん。
全然,楽じゃないの。
むしろ、現場のほうが楽なんじゃない？ってぐらい、ピリピリしてさ。
いつ、キャプテンに絡もうかって皆狙ってるわけなんですよ。


でも、このおじさん。まあ鈍感。こんな空気も我関せず、で、平気な顔して雑誌とか、読んでんの。
むかつくよね、可愛いから許すんだけど。

俺はというと、いつものようにおじさんの横で座って。（これは、皆に承諾済み。しょうがないよ、キャプテンから来るんだもん）
トランプに夢中なわけです。
キャプテンを気にしつつね。

すると。


雑誌に飽きたのか、はたまた俺のマジックに興味があるのか（後者がいいんだけど）、じっと俺のほうを見てくる。
周りの視線がやたら刺さってくるけど、ここは俺の見せ所。
誰にも、邪魔させませんよ。

「マジック、みたいの？」
「ううん」
「は？…ってか、見ろよ。そこまで、じっと見てんなら」
「いや、勝手にやってて」


は？ですよ。ほんと。
ちょっと、意気込んでた自分がすっげー恥ずかしいじゃない。それになんか、あいばさんが後ろで笑い声漏らすし。


「じゃあ…あんた、なに見てんの」
「手」
「…」
「にのの手、好きだわ。まじ、可愛い」


キャプテンの手が、俺に重なってくる。
好き、って言葉にやけに後ろが慌しくなる。
しょうちゃんは、新聞20分以上同じ面だし、じゅんくんもさっきから苛立ちからかブーツが揺れてる、あいばさんもそわそわしだして。


面白い。


ここは、引き離すチャンス、ですかね。
コンプレックスがまさか、こんな武器になるとは。

この手も、捨てたもんじゃないかも。ま、嫌いなのに代わりは無いんですけど。


「キャプテンの、手の方が…良いよ」


ちょっと、ここは狙って、伏せ目がちにキャプテンを見上げる。
キャプテンは俺が手が嫌いってこと知ってるから、慰める様に俺の指にキャプテンの指が絡まってきて。
それはまるで、恋人のように。


「おいらより、にの方がいいって。おいら本当、好きだもん」
「ん？もう一回言って」
「好き、だって。ほら…こんな可愛いのねぇべ」



コーヒーで咽るしょうくん。
髪を掻きだすじゅんくん。
おなかを押さえるあいばさん。


いやー、見せたい位の慌てよう。
それに気づかないのが、キャプテンなんです。
あー、この人のほうが、俺の手なんかより1000倍可愛いっつーの！



なんて、思ってたら。
ほかの三人に改心の一撃。


「あー、可愛い！チューしちゃるっ」


と、俺の指にキスしてきましたよ！


「「「キャプテン!!!!!」」」


さすがに耐え切れなくなった3人。
同じタイミングで立ち上がって、俺の首根っこ捕まえて引き離されました。

俺はというと、3人に向けておちゃらけて、勝利のWピース。


いやー、ごめんなさいね。
可愛い、手しちゃって。…なーんて。



そのあと、こっぴどく3人に怒られました。
いいじゃんね。これくらい。


ちなみに、キャプテンは。
自分がやったことを見られて恥ずかしがってましたよ。
見られてない、って思ってたのが凄いよ。本当に。





好きになってもいいかな
（はんばーぐ、って表現はやめて欲しいけど）






追伸
あまりに可愛かったから。にのちゃんのおててが。
そこで、ご要望で頂いた腹黒い感じをここで出そう、と思いまして。
腹黒い、ってこんなのであってるんですかね。

ん？私、腹黒くないからわっかんなーいヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ←( ﾟдﾟ )



いや、その…すいませんでした。


話しかえよっと。
おーのさんは、本当ににのの手が好き、ですよね！
自分の手が綺麗、って自覚ねーんだろうなー…。
どこの情報か忘れましたが…おーのさんに可愛い可愛い言われる続けられて最近、好きなとこになったらしいじゃないっすか！
愛、故やね…！
うん！

実は、しょうちゃんも好きらしいっすね…！
どないな、グループやねん！もう、好きすぐるっ(´∀｀*)