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※気をつけてください
お兄ちゃん同士の恋、が絡んでます。あれ、どっかで見たぞ?聞いたことあるぞ?とか、思っても… 胸の内で秘めといてください。そっとしおくのが、得策です。ええ。 そして女の子が、まったく一切、絡んでないです。つーことは、どんな恋のお話だい?って思われた方は、ここいらで、引き上げましょう。…見ちゃだめ。 知ってるよ!そんな恋を見たい!いや、見てあげてるだけだからねっ^^ っていうお姉さんがた、どうぞー。 もちろん、その世界の常識を兼ね備えてる方のみで、お願いします! *********************************************************************** そらさんリクエスト「なるせせんせいになって色気満載Oさんに皆が…!」 なるせせんせい、の、色気が…すごいよ! いや、嘘です。 逆すぎて、言ってみました。 ごめんなさい。 ドウゾー↓↓ 猫背でもなく、ガニ股でもなく。ましてや、眠そうでもなく。 凛として、涼しげにスーツを着こなし楽屋に入ってきたのは、紛れも無くリーダーの姿。 多少、様子は違うようであれど。 俺たちは、お互いの顔を見合わせた。 「失礼します。なるせりょう、と申します」 彼は、ゆっくりと頭を下げた。 そして、何も問うことなく淡々と彼は話し始めた。 リーダーは、役にのめり込み易く、そのため別人格として作られてしまった。 自分はある一種、二重人格のようなもの、と。 信じるに他ならない理由は、出来すぎた話だとしても、その話し方、等々見ても、いつものリーダーとはとても思えなかったから。 だって、俺たち全員リーダーのこと、好きだからね。 この10年近くも、見続けてるんだから。 ま、見続けてたのに、こんな人格になるとは知らなかったんだけど。 「じゃあ、戻る方法って言うのは…」 「…わかりません。でも、僕はおおのさんの一部です。だから…こうして皆さんに会えたのは凄く嬉しくて」 憂いを帯びた声音。リーダーのものなのに、まったく違うように聞こえて。 それは多分、俺だけじゃない。皆、息を呑んだように、静まり返る。 仕草、言葉使い、雰囲気。リーダーの隠し持っていたものだと、いうのもプラスされて、その半端じゃない色気のようなものに、俺たちは戸惑っている。 好きだからこそ、それ以上に。 「ですが、皆さんに、ご迷惑をお掛けして申し訳ないです」 弱弱しく呟く声にも、もう心が揺らめいてしまって。 ここは、潜在意識、につけこんでなるせさん共々、ものにすれば、なんて考えが浮かんだ。 行動は早いほど、いいって言うし。 「俺たちに、出来ることがあれば…何でも言ってください。あなたを守りたいから。」 彼の横に座っていた、俺はその手をそっと重ねた。 ありがとうございます、と視線が交わって… 「まつじゅん、男前ムード出しすぎだよー!反則っ!はい、交代ね。」 と、あいばちゃんが間に入ってきて。俺は小さく舌打ちをした。 俺の席を押しやるように奪いとって、今度はあいばちゃんがなるせさんの手を取る。 顔を強張らせて、多分自分なりに男前、っていう感じを出そうとしている空気は、分かるんだけど。 妙な沈黙が流れる。 「…何でも、しますよ」 「それだけかよ!」 しょうくんが盛大にこける。もう、芸人並みに。見てるこっちが恥ずかしくて。 俺は、ちょっと皆から離れた、椅子に移った。 すると、今度はしょうくんがなるせさんの手を取ってた。 「…なるせさ「はい、交代」 言いかける間もなく、にのがしょうくんとなるせさんの間に入り込んで。 うわ、ちょっとこれは酷いか…? なるせさん、ちょっと引いちゃってるみたいだし。 それでも、にのは平気な顔でなるせさんの肩を組む。 なんかしっくり来るのは、にのが唯一なるせさんと会ってる、訳だし。 もともと、リーダーをいっつもこんな感じだから、かな。 「なんでも、俺に頼っちゃってくださいよ。ほら、ドラマで入れ替わってたんなら…俺のことも知ってるでしょ? くまだ、でも良いからさ。もう、別にぶっ殺そうなんて思ってないし」 「真実を…」 「うん、分かったんだ。俺…間違ってた。あんたが全部、悪いわけじゃねーのに…俺、あんたに…」 「いいんです、分かって頂けたら…」 にのの得意の寂しげに俯いて、見上げる視線。 心なしか、なるせさんの瞳が揺らいでる。頬も赤らめて。 リーダーにはない、その仕草に皆、見蕩れて… って、ずるいだろ、と立ち上がれば、しょうくんもあいばちゃんもにのの周りを取り囲んで。 「にの、ひどいよ!」 「ドラマの役うかうのは、ねーだろ」 「調子のんなよ」 「あー、うるさいな。いいじゃん、別に。大体さー」 あ、これはじめての喧嘩じゃない?なんて遠くで思いながらも、4人で言いたいこと言い合って。 気づいたら揉みあいに発展して。 それを止めようと(この時点でリーダーっぽくないよね)入り込んできたなるせさんが、どんっと突き放されて、ソファに頭を打った。 「「「「なるせさんっ!!!」」」」 体をすぐに抱えて、少し揺する。目は開くことは… 「…っ、いってぇ…」 開いたんだけど。さっきとは様子が違って。 顔をくしゃくしゃにさせて、痛んでいるであろう頭を摩りながら起き上がる。 「どしたの、皆」 「え…、もうなるせさんじゃ、ないの?」 にのは、小さく呟いた。 「なに言ってんの?…もう、終わった話すんなよー」 「じゃあさ、もうリーダーなんだね!?」 あいばちゃんは感極まったようにわーわー言いながら抱きついて、何度もリーダーを揺さぶる。 「いったいよ、なんだよー、何があったの?俺スーツだし!?これ、家にある奴じゃん!」 状況のまったく掴めてないリーダー。 とりあえず、喚くあいばちゃんを引き離して俺たちはゆっくりと事情を話した。 「…おいら、そんな…」 「でも、よかったよね。ちゃんと、戻れて」 「うん。でもさ、なんで…皆なんか、よれよれな感じなの?」 リーダーの言葉に俺たちは顔を見合わせた。 そういえば、さっきなるせさんにアプローチしてて、そのせいで喧嘩… なんか気まずい。 「これは…」 言い淀んでしまう。だって、なんか浮気した気分になってる。 みんな、視線をそらしてしまって。 「何だよー。俺に言えないの?」 「いや、そういう訳じゃないんだけど…」 眠そうな口調。 不機嫌そうに尖らせた口。猫背でソファに寄りかかる姿。 責めているはずなのに、柔らかい雰囲気。 やっぱり、リーダーはリーダーの方が良い、と自然に笑いがこみ上げてきて。 それは、皆同じ気持ちだったらしく。 気が合うようにして、俺たちは囲んで、この愛しい人を抱きしめた。 ごめんね、なるせさん。 俺たち、何にも出来なかったけど…あなたのことも含めて、守るから。 いつか、また会う日まで。 聞こえてますか (いやぁ。なるせさんなリーダーもたまんないねっ) (もっと、話したかったな…) (皆ー聞いて、しょうちゃんがおーのさん諦めたらしいよ) (やったぁ、ライバル一人減った!) (ちょ、ちげえよ!) 追伸 そらさんリクエスト「なるせせんせいになって色気満載Oさんに皆が…!」 とのことでした。 もう、頂いたとき、わっくわっくしてたんですけど…想像よりも、遥かに超えた…私の発想力の無さにただただ… 以前、にのちゃんと絡ませたお話を書いたんですけど…まったく同じストーリーを一回書いちゃったんですよね。 途中で気づいちゃって…!あわあわしちゃって、もう一回書き直しました。 経緯は一緒だし、お色気も…そんなないし…皆、おばかだし… と反省点盛りだくさんで…あわあわ(2回目)です。 もがいてる感たっぷりで、本当に申し訳なさで一杯です。 反省点は本編より長くなりそうなんで、この辺にしときます…。 それでも、少しでもお気に召していただけたら…嬉しいです…! リクエストは本当に素敵で、楽しかったですっ!妄想と文にするのは違うんですね…!!!(今更) 今回は、リクエストに参加していただきまして、ありがとうございましたっ!!!!! PR この記事にコメントする
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初めに
こちらは、山が上、下に置く風なグループのお兄さんたちと同姓同名だったり、え!職業も性格も似てね^^?って言う方々がちょっとだけいちゃいちゃしてたりしてます。いわゆる、ビィエルゥな小説を置いているサイトでありブログです。
ここに関係者、また事務所さんとは全く関係ない事を誓います! 居ないとは…思いますが、所謂パ、クリとかしないで頂きたいです。 そして、あらし、さらしは止めてください。また、オンラインブックマークなども、我慢して下さい。本当にお願いします! 感想などは拍手やコメントの方でお待ちしております。それでは、楽しんで頂ければ幸い!ドウゾー!
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